タイトルほど好色じゃない、警戒心の強い男が成り上がるダンジョン攻略記
対象作品現代にダンジョンが出来たので好色に生きようと思います木虎海人
この記事は軽いネタバレを含みます。
ひとことで
警戒心の強い男が、ダンジョンのある現代日本で冒険者として成り上がっていく(であろう)話。あまり好色ではないが、これからに期待?
感想
強い主人公がダンジョンでハーレムを作る作品かな、と思って読みました。実際、主人公の男はかなり強いのですが、警戒心が強くソロ思考です。この手の作品ではだいたい女の子がすぐに加入して全員強くなるパターンが多いですが、本作はそういうことはなく、100話を超えている現時点で仲間は精霊のみです。
内容としては淡々とダンジョンに潜ってイベントをこなしていく感じなのですが、冒険者のダンジョンとの向き合い方や、主人公の周囲の人物視点が結構あるのは面白いですね。サークル臨時という、野良冒険者集団でのダンジョンの狩りのようなものがあるのですが、うだつの上がらない冒険者の稼ぎ方や卑怯さ、同調圧力的な描写は良かったです。
なお、本作品はAIを補助的に使っていると記載があります。私は仕事柄、あるいは趣味でかなりAIを使っていますが、本作品にそれほどAI臭さは感じませんでした。特にこの点で忌避感を持つ必要はないと思います。
一点気になるのは、2026年10月現在、3カ月ほど更新が止まっており、本作品の作者様は他の作品もだいたい200話までで更新が止まっているようなので、続きが出るかちょっと心配なところではあります。活動報告には更新の意思がありそうなことが書いてあるので、楽しみに待とうと思います。
こういう人に合いそう
レベリング系と計略系が好きな人には良いのではないでしょうか。主人公自身は淡々とダンジョンを攻略しているだけですが、周りの人物が主人公をうまく利用しようと暗躍するような話が多いです。
冒頭に書いた通り、タイトルに対してあまり好色家ではありません。本人の独白で女性に甘いといった記述は出てきますが、実際にハーレムパーティは組んでいません。作者様の記述でこれから好色になっていくことが匂わされているので、今後に期待です。
あとは、どうしてもAIに抵抗がある人はやめたほうがいいかもしれません。