前世が【氷の魔女】だった俺、終末世界でもソロキャンを楽しみたい!|一章完結でサクッと読める俺TUEE系終末譚
対象作品前世が【氷の魔女】だった俺、終末世界でもソロキャンを楽しみたい!笠鳴小雨
この記事は結末に触れるネタバレを含みます。
ひとことで
一章完結の短編だけど、サクッと読める終末世界の英雄譚
感想
続きの構想はありそうですが、作者さんの他作品を見る限り、一章を量産して人気が出たものだけ続きを書く方針なのかもしれません。残念ながら本作は一章相当と思われる内容で終わっており、未回収の伏線も残っていました。とはいえ綺麗にまとまっているので、続きが気になって不完全燃焼、ということにはならないと思います。
内容としては、バイク事故で死にかけた主人公に、前世の記憶と非常に強い力が蘇るというもの。テンプレ的には前世の人格が主人格になる物語が多いですが、本作は現世の人格がメインで、前世はあくまで強さの根拠付け程度の扱いになっています。前世の不遇さについての記述もあり、続きがあれば掘り下げられる予定だったのかもしれませんが、本編では特に触れられないまま、最強主人公が気持ちよく人助けをする話に終始しています。
こういう人に合いそう
メインターゲットとしては男性向け作品です。俺TUEE系が好きで、且つ短編で一息つきたい方には良いと思います。恐らく2〜3時間で一通り読めるくらいの文量でした。
逆に言うと人間関係の構築や能力の掘り下げといった点はほとんどなく、強いて言えばレベリングの快感が多少あるかなといった程度です。まあ、ここが強すぎると短編で終わったときに後ろ髪を引かれるので、ちょうど良い塩梅だと思います。
ネタバレ(押すと開きます)
テンプレ的には、柴森ねむ(恐らくメインヒロイン)には変な設定を積まず、最後は一緒に連れて行ってほしかったです。